フィギュアスケート選手の競技の後、大量のプレゼントや花束が投げ込まれる光景を誰しも目にしたことがあると思います。
羽生結弦選手の競技後なんて、リンク上はプーさんのぬいぐるみだらけでとんでもないことになりますよね笑
しかしながらいくらプレゼントといっても、これだけの量を選手が自宅に持ち帰れるはずがありません。
ではプレゼントや花束はその後、一体どうなるのでしょうか。
また、プレゼントが投げられる理由や規則があるのかも気になりますよね!
ということで今回はフィギュアスケートの競技後に投げ込まれるプレゼントについて、書いていきたいと思います!
フィギュアスケートでプレゼントや花束が投げ込まれる理由は?いつから始まった?
フィギュアスケートで競技後に花束やプレゼントを投げ込む行為はいつから始まったんでしょうか。
調べてみると、いつから始まったのかは定かではありませんが、1988年のカナダで開催されたカルガリーオリンピックではすでにその習慣が定着していたようです。
リンクに投げ込まれる理由は、単純にその選手のファンでプレゼントをしたいからですね。
簡単にいうと選手に直接手渡しするのは難しいので、リンクに投げ込んで受け取ってもらう作戦です笑
本当にフィギュアスケートのファンは熱狂的ですし、選手はアイドルと同じですからね〜。
なので、人気選手の場合は確実にプレゼントや花束が投げ込まれますし、そのためにあらかじめリンク上のプレゼントや花束を拾い集めるためのフラワーガールも用意されています。
フィギュアスケートで投げ込まれるプレゼントに規則(ルール)はあるの?
フィギュアスケートで投げ込まれるプレゼントって、いつも花とぬいぐるみばかりですよね!
花やぬいぐるみ以外のは投げてはいけないのか、規則があるのか調べてみると…
- 氷を傷つけるものは投げ入れ禁止
- 食品や電化製品は禁止
- 花束は花びらが氷上に落ちないようにラッピングしないとダメ
- 安全性の確保のため投げ入れが出来るのは一階席のみ
などのようなルールがあるようです。
氷を傷つけないで選手の好みに合わせたものということで、花やぬいぐるみが鉄板になっているんですね。
まぁ電化製品は投げたら壊れますし、普通に危ないです笑
食品に関しては体調管理に気をつけなければいけない選手のことを考えたら、もちろんあげられませんね。
花束に関しては、最近では投げ入れ用の花が会場でも購入できるようになっていたりしますが、こだわる方は各自花屋さんで買ってラッピングしたものを投げ込んでいる模様。
1階席より上の席の人は会場内に設置された専用ボックスに入れると、選手まで届くようになっています。
ジャパンオープンなど、そもそも投げ込みが禁止されている大会もありますし、専用ボックスへ入れるよう場内アナウンスもあったりするので色々と注意が必要です。
直接渡したい気持ちはわかりますが、マナーは守らないとですね!
フィギュアスケートで投げたプレゼントはその後どうなる?
さて、選手に向けてリンクに投げ込まれたプレゼントがその後どうなるのか。
もちろん全部持ち帰る選手もいるようですが、あまりに多いと絶対に1人じゃ持ち帰れませんよね。
基本的に送られたプレゼントは一度は選手の元に届けられるそうですが、現実的に全部受け取れない場合は選手の意向で決まるそう。
なので知り合いやスタッフ、フラワーガールにあげたり、気に入ったものだけ持ち帰ってあとは捨てたりなど選手によってプレゼントのその後は様々ですね。
例えば羽生結弦選手の場合、もらったプレゼントについて以下のように語っています。
「気持ちをいただいてありがたいけど、自分だけでは持ち帰れない。せっかくいただいたものなので何か社会の役に立つような寄付をしたい」
引用:j-castニュース
この発言どおり羽生選手はもらったプレゼントは児童養護施設に寄付したり、スケートクラブの子供にプレゼントしたりしているようです。
捨てないというところが羽生選手っぽいですし、本当に笑顔だけでなく考え方も素敵です!
ということで今回はフィギュアスケートのプレゼントのその後について書いていきました。
プレゼントが最終的にどうなるかは結局選手次第ということですが、選手全員、本当は全部持ち帰りたいのが本心でしょう。
でも現実的に難しいですし、ファンもそれをわかった上でプレゼントを投げているようです。
投げ入れる際はルール、マナーを守って投げ入れるのが大事ですね!
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