今シーズン限りでFCバルセロナ退団を発表した、アンドレス・イニエスタ選手。
退団後の移籍先としてJリーグのクラブ・ヴィッセル神戸に入団することが決定し、日本国内で注目度上昇中のイニエスタ選手ですが、ワイン事業を手掛けているのはご存知でしょうか?
なぜワインなのでしょう・・・、そしてイニエスタ選手の作ったワインのお味は・・・。
今日はそんな疑問にお答えしたいと思います。
イニエスタが手がけたワインとは
イニエスタ選手はスペインのラ・マンチャ地方、アルバセテ県のご出身ですが、ここにイニエスタ選手が所有するワイナリー「ボデガ・イニエスタ」があります。
「ボデガ・イニエスタ」は、フエンテアルビージャのカブリエル川とフカル川に挟まれた120haの広大なワイン畑で、「マカベオ」「ボバル」「グラシアーノ」といったスペイン原産のブドウ品種に加え、「シャルドネ」「プチ・ヴェルド」「ソーヴィニヨン・ブラン」などの国際品種も栽培していて、化学肥料を使わず天然肥料だけで栽培しているのが特徴です。
昔ながらの栽培方法でブドウを育て、最新設備でワインを作る。
「自然を敬い、生物の多様性を守る事を目指しています」とはボデガ・イニエスタのキャッチコピーです。
イニエスタがワイン事業をする理由は?
そもそもは父親のアントニオ氏が1990年代に10ha程の畑からブドウ園を始めた事が、イニエスタ選手とワイン事業を繋げたきっかけです。
その後イニエスタ選手が先程のワイナリーを買い取り、父親のアントニオ氏がこれを管理運営し現在に至っています。
そんなわけで、父親の事業をサポートする目的や、自身の引退後を見越した先行投資という意味合いもあると思いますが、イニエスタ選手の場合は、どうやらそれだけにとどまらないようです。
故郷アルバセテのサッカークラブの経営危機を個人資産を投じて救ったり、故郷の村に自身が経営するレストランを作ったりと、故郷の発展に多大な貢献をしている、そういう一面もあるようです。
雇用の促進や、イニエスタ選手の知名度などからサイン入りグッズ販売など、観光客誘致にも繋がるでしょうから、その経済効果は計り知れないものがあるでしょう。
ワイン事業もその一環と考えてよいと思います。
イニエスタが手がけたワインの味、実際に飲んでみた人の評価や感想は?
イニエスタ選手はサッカー同様ワイン作りにも決して妥協を許さず、かなり高い基準を設けていると自らも言っていますが、実際に飲んでみた人の感想や評価も概ね良好です。
例えば、ボデガ・イニエスタの「ミヌートス・ティント」に関しては、「ベリー系の香りに、甘草や胡椒、ナツメグなどのスパイスの香りが心地よく感じられ、味わいはアタックから果実味に柔らかさがあり、ジューシーな果実味が口いっぱいに広がる飲み心地の良さが特徴」と評されています。
また実際にワイナリーに足を運び試飲した人の感想も、品質、味ともに満足したといった感想が多く聞かれます。
多くはスペイン人でしょうから、ワインを飲みなれた人達から高い評価を得ているという事で、きっと美味しいに違いありません!
また、価格も手頃で楽天などでも1,000円前後で普通に買えます。
イニエスタ選手がヴィッセル神戸に入団する事になったので、ワインに関してもさらに注目は集まりますし、楽天もさぞ力を入れて販売する事でしょう(笑)
「売切れ入荷待ち!」とならないウチに、私も是非一度飲んでみたいと思います。
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