現在ドラマや音楽番組に引っ張りだこな星野源さん。
元々はバンド『SAKEROCK』のメンバーとして音楽活動されていました。
しかし『SAKEROCK』は2015年に突然の解散。
その解散理由は星野源さんの事務所移籍や喧嘩ではないかといった噂があるようです。
ということで今回は、SAKEROCKの解散理由について、またメンバーの今現在についてご紹介していきたいと思います!
SAKEROCKが解散!理由は星野源の移籍や喧嘩?
星野源さんがリーダーを務めた5人組バンド・SAKEROCK。
メンバーは星野源さんが、同じ自由の森学園高等学校出身のメンバーを集めて2000年に結成しました。
しかし、残念ながら2015年6月の両国国技館のライブを最後に解散してしまいました。
解散理由は一体なんだったのか気になりますよね。
解散理由について、星野源さんの事務所移籍や喧嘩ではないかと噂されているようです。
ですが、結論から言うとどちらも違うのではないかと思います。
確かに星野源さんはSAKEROCK解散2ヶ月前の2015年4月に、所属事務所をカクバリズムからアミューズへ移しています。
事務所を移籍した理由については「自分の枠を越えるためにメジャーなものに合わせる」という考えからのようです。
ただ、これはバンドの解散の直接的な理由にはならないかと。
また、解散理由は星野源さんとメンバーの喧嘩が原因なのではないかという説について。
確かに喧嘩は解散理由にはなり得ますよね。
SAKEROCKは元々5人組のインストバンドだったんですが、後に2人脱退して最終的に3人になっています。
その脱退理由については喧嘩という要素もあるようです。
2002年に脱退したキーボードの野村卓史さんとリーダーの星野源さんが、野村さん脱退当時のことを以下のように振り返っていました。
星野 あの頃はまだ、自分のやりたいものが見えてなくて。人のやってるのを見て「こういうのヤだ」みたいな、消去法で考えてたんですね。でも、そういう葛藤を全然説明もしなくて・・・
野村 イニシアチブを持ってるのは源くんに間違いないんだけど、何をすればOKなのか、まったく読めなかった。あれもダメ、これもダメ・・・もう最後の方は、オレも腹立って、頑なに無視してたよね。
引用:Hatena Blog
2015年の解散前には両者和解されたようですが、2002年当時はあまりいいムードじゃなかったみたいですね。
こういったが以前にあったため、バンドの解散理由も喧嘩じゃないのかと思われてしまったようです。
では実際、本当の解散理由はどういうものだったのでしょうか。
SAKEROCKの解散理由について星野源が語る
SAKEROCKを解散することになった理由について、リーダーの星野源さんは以下のように語っておられます。
少し長いですが、お付き合いいただければと思います。
2013年の夏の入院中、「SAKEROCKでやりたいことはなんだろう」とずっと考えていました。3人体制になってからというもの、バンドとしての活動がうまくできず、次の動きを考えている間にメンバー個人の活動が本格化し、次第にそれぞれの「戦う場所」が生まれました。どんどん時間は過ぎ、「SAKEROCKで戦う意味、活動する意味」を見つけようと思えば思うほど、やりたいことがわからなくなっていきました。ここはきっぱり解散するしかないのかな……。そんな想いでベストアルバム『SAKEROCKの季節』に収録された「Emerald Music」のMVの編集をしていたとき、差し込んだ過去のオフショット映像で馬鹿みたいに笑っている初期の自分たちを見ながら、ふと「この頃に戻りたいな」と思いました。「でも解散するとしたら、もう無理だな」とも思いました。すると、急にポジティブな感情が生まれたのです。「解散するからこそ、できるのではないか?」解散するからこそ「最後にもう一度脱退した二人を呼び戻すこと」もありなのではないか。そうしたら今まで一度も作ることができなかった「オリジナルメンバーでのアルバム」ができるのではないか。そしてその5人で、戦ったり、挑戦したりするのではなく、ただ「メンバー全員で楽しく演奏する」ことがしたい。そのとき、SAKEROCKで心からやりたいことが見つかりました。メンバーの大地くんとハマケンに相談すると、解散することを含め賛同してくれ、元メンバーである卓史くんと馨くんにお願いすると、二人とも快く引き受けてくれました。5人での制作は本当に楽しく濃密で、ポジティブな空気に満ちていました。その勢いの中、1stアルバムのようなラストアルバム『SAYONARA』が完成しました。この1枚で思い残すことなく、自分が結成当初から目指していた音、インストバンドSAKEROCKのすべてを出し切ることができたと思います。
6月のライブをもって、SAKEROCKは5人で解散します。
5人で同時に終われるということが、本当に嬉しい。
メンバーのみんな、本当にありがとう。
そして、ここまでたどり着けたのも、今まで応援してくれた皆さんのおかげです。
本当にありがとう。SAKEROCK 星野源
解散理由について要約すると「個人の活動が本格化し、SAKEROCKで戦う意味や活動する意味を見出せなくなった」というものですね。
決してネガティブな終わり方ではなく、前向きな関係で終わりを迎えているようです。
ハッピーエンドという感じで、全員が納得しての終焉なのでバンドの終わり方としては結構珍しい部類に入ると思います。
素敵なメンバーに巡り合えて幸せですね。
SAKEROCKメンバーの解散後は?今現在の活動に迫る!
さて、SAKEROCK解散後のメンバー5人は今現在どういった活動をされているのでしょうか。
一人一人の今現在の活動をご紹介していきます!
星野源
リーダーでギターやマリンバを担当していた星野源さんはご存知の通り、俳優やシンガーソングライター、ライターとして大活躍されていますよね。
芸能界でもトップタレントのポジションに位置していると思います。
浜野謙太
トロンボーン、スキャットを担当されていた浜野謙太さんは、現在バンド『在日ファンク』のボーカル担当兼リーダーとして活躍するとともに、俳優やタレント業もされています。
『在日ファンク』の楽曲は以下のような感じで非常に独特で、本当にファンキーです。
伊藤大地
ドラムを担当していた伊藤大地さんは今現在、キーボードの野村卓史さんを『グッドライクヘイワ』というバンドで活動されています。
また、複数のバンドのサポートなどを務めるなど音楽業界で多方面にわたって活躍されています。
田中馨
ベースや作曲を担当し、2011年に脱退した田中さんは今現在、作曲家として映画やCMや舞台音楽などを手がけたり、サポートミュージシャンやアレンジャーとプレイヤーとしても現役で活躍されています。
野村卓史
キーボードを担当し、2002年に脱退した野村卓史さんは伊藤大地さんと『グッドライクヘイワ』を結成しライブ活動に励んでいます。
また、『NATSUMEN』などといったバンドを複数掛け持ちしているようです。
映画の音楽なども手がけたりと音楽業界で多方面に活躍中です。
ということで今回はSAKEROCKの解散理由やメンバーの今についてご紹介してきました。
各々それぞれバラバラになってしまいましたが、全員音楽業界には携わっているようですね!
仲も良さそうです。
これからもそれぞれ個人で活動されるようですし、引き続き注目していきたいと思います!
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