今年1月に行われた全日本卓球選手権大会で日本のエース水谷隼選手を破り、日本卓球史上最年少優勝を飾った驚異の14歳・張本智和選手。
張本智和選手の発する「チョレイ!」は賛否両論ありましたが、これからの日本卓球界を、かなり長期に渡って牽引していく存在となるのは間違いありません。
そんな張本智和選手の国籍や名前、日本に帰化した本当の理由は何か?今日はご紹介したいと思います。
張本智和の両親の国籍や名前、画像は?
張本智和選手のご両親は、父親が張本宇さん、母親が張凌さんと言います。
ご存知の方も多いと思いますが、お二人とも中国ご出身で、2014年に日本国籍に帰化されるまでは中国籍でいわゆる中国人でした。
ご両親お二人共に中国人ですから、張本智和選手も当然中国人(中国籍)という事になり、中国名は「張智和」と言います。
ご両親は中国四川省のご出身で、お二人共に有名な卓球選手でした。
お父さんは中国国内の元プロ卓球選手、お母さんは元中国代表選手だった方で、1998年に日本にコーチとして招かれ、あの福原愛選手も通ったという宮城県の仙台ジュニアクラブでコーチをしだしたのが日本で生活するようになった原点です。
その後二人は結婚し、2003年に張本智和選手が、2008年には妹の張本美和ちゃん(卓球やってます!)が生まれています。現在は4人家族です。
因みに帰化したのはお父さん、張本智和選手、妹の張本美和ちゃんの3人でお母さんは中国籍のままのようです。
お母さんだけが帰化しなかった理由は明確には語られていませんが、お父さん以上に中国で実績を残した選手(代表選手)だったようですから、母国への強い想いもあったのかもしれませんね。
張本智和と両親が中国から日本に帰化した理由とは
卓球と言えば中国といっても過言ではないほど、中国は世界一のレベルを誇ります。
ご両親はそんな中国の出身で、息子は驚異的な素質で大器の片鱗を見せ始めている・・・、お父さんのもとには中国に戻ってコーチをやらないかという誘いも多々あったようですが、それでも日本での生活を選び、また日本人に帰化するという決断をしたのはなぜなんでしょうか?
中国に帰国せずに日本での生活を選んだ一番の理由は、仙台に既に生活の基盤が出来ていたことのようです。
子供達は生まれたときから日本で生活していて、国籍こそ中国籍ですが、愛着は日本にこそあるという状況。
一家4人が安心安全に暮らせる基礎は日本にあると考えたんでしょうね。
ただ当初お父さんは日本に帰化することまえは考えておられなかったようで、帰化に関しては、他でもない張本智和選手自身のたっての希望だったそうです。
張本智和選手本人も、自分が生まれ育った場所である日本こそが故郷だと思っていて、この頃からすでに日の丸を背負って国際大会で活躍したいという想いを持っていたようです。
ご両親は当初、厳しいプロの世界に息子を進ませることに否定的だったようなのですが、この頃参加したあるジュニアの大会で、張本智和選手の非凡な才能を実感し、息子をプロの卓球選手にすべく支えていく決意をしたそうです。
こうして張本智和選手本人の強い想いと、ご両親が感じた息子の才能、これが帰化を決意させた理由だったんですね。
まだ若干14歳・・・、これからどこまで強くなるのか。
今後の張本智和選手の活躍に注目です!