ハリルホジッチ監督の解任、そしてワールドカップまであと2ヶ月という段階で監督を引き継いだ西野朗監督。
いよいよその2ヶ月も過ぎ去りついにワールドカップが始まります。
開幕前にもう一度西野朗監督の経歴や監督としての実績、得意としている戦術などを確認しておきたいと思います。
何やら「西野朗監督の呪い」なるキーワードも気になりますよね。
『西野朗監督の呪い』って何?
早速ですが、西野朗監督をヤフーで検索すると「呪い」というキーワードが出て来ます。
これは西野朗監督にまつわるジンクスの事で、2つの忌まわしいジンクスがあると言われています。
一つ目は「ロスタイムでの失点が多い」です。
これは実はガンバ監督時代の2003年に限った事なのですが、1stステージで6回、2ndステージで3回とナビスコカップでロスタイムに失点しています。
1年間で合計10回ロスタイムでの失点を許しています。
二つ目は「西野朗監督が退任すると翌年チームがリーグ降格する」です。
西野朗監督の退任後にチームがJ2に降格するというジンクスですが、2011年にガンバ大阪を退任すると翌年ガンバ大阪がJ2に降格、また2012年にヴィッセル神戸を退任すると翌年ヴィッセル神戸がJ2に降格、さらにさらに2015年に名古屋グランパスを退任すると翌年名古屋グランパスがJ2に降格と確かに退任したチームのJ2降格が続いています。
ロスタイムでの失点に関しては2003年に限った事ですし、退任翌年の降格もヴィッセル神戸と名古屋グランパスは成績が不信だった事での解任です。
成績不振の顛末としてチームがJ2に降格したとしてもそれはそれほど驚く事でもないですよね。
言わば監督として多くのキャリアを持っているからこその経験だと思います。
西野朗監督の戦術は?無能の声も?
西野監督と言えば、一言で言えば「攻撃的なサッカー」を行う監督というイメージですね。
・攻撃サッカー
・パスサッカー
・ポゼッションサッカー
西野朗監督にはこの3つのキーワードがしっくりきます。
つまり、パス回しでボールを支配して攻めのサッカーをするのが監督の得意とする戦術です。
また西野朗監督ご自身の名言ですが、「システムありきでタレントが成立するのではなくタレントありきでシステムが成立する」という言葉にあるように、戦術に選手を当てはめていくというよりも、選手の特徴に合わせて戦術が機能するようなチームを作るという事を信条とされているようです。
後半だけ聞いていると必ずしも攻撃的なサッカーに拘っているわけでもなさそうですが、攻撃的なサッカーを得意としているというイメージを誰もが持っています。
ですから攻撃的なサッカーを指導されているのだと思いますが、それが上手くハマった時は大きな成果を生み出しますし、ハマらなければ大コケもする。
無能などという事では無く、そういう事なのではないでしょうか。
西野朗監督の経歴や監督実績、年棒は?
西野朗監督が有能か無能かは、これまでの経歴や監督としての実績で客観視出来ると思いますので、最後に触れたいと思います。
選手としては、日本代表にも選出されつつ、日立製作所(現:柏レイソル)でプレイ。
1985年に日本サッカーリーグタイ記録となる8試合連続得点を挙げ、ベストイレブンにも選出されています。
監督としては、U-23日本代表監督としてアトランタオリンピックに出場(28年ぶりの快挙)し、且つ本大会ではなんとあのブラジルに勝つという、世にいう「マイアミの軌跡」を起こしました。
Jリーグでは監督としてチームのリーグ優勝1回(ガンバ大阪)、ナビスコカップ優勝2回(ガンバ、レイソル)、天皇杯2連覇(ガンバ)、AFCチャンピオンズリーグ優勝(ガンバ)など輝かしい実績をお持ちです。
Jリーグの監督は2015年までですが、通算270勝は今現在も破られていない記録です。
今回、日本代表監督としての西野監督の年俸については、推定で1億2千万円と言われています。
これは今回のワールドカップ参加32か国中では上位から17番目の金額だそうです。
監督就任から僅か2ヶ月足らずでワールドカップに突入しますが、マイアミの軌跡など本番に強いイメージもあります。アトランタオリンピックの再来!!期待しましょう!!
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