中村航輔(Nakamura Kosuke)選手は、Jリーグのサッカー選手で、「柏レイソル」に所属しているゴールキーパーです。
背番号は23、身長185cm、1992年2月27日生まれの23歳です。
小学校の頃からサッカーを初め、柏レイソルの下部組織でプレーし、中学生の時には年代別日本代表に選出され、U-15からU-23まで日本のナショナルチームで活躍。
U-17のFIFAワールドカップではベスト8に躍進した戦績を持つ選手です。
今年の2018年ワールドカップアジア最終予選のA代表メンバーに選出され、同ロシア大会にも見事招集されました。
そこで、今回はこのような輝かしい実績と実力を兼ね備えた中村航輔選手をご紹介して行きたいと思います。
中村航輔が試合中一回転回るのは何故?
ゴールキーパーで活躍中の中村選手に大きな特徴があります。
通常ではボールをキャッチした際は辺りを見回しながら次の動作に移ると思いますが、他のゴールキーパーとは違い、中村選手は何故かキャッチした後にくるりと一回転をするのが特徴です。
実際に試合を見た方は驚くと思いますが、一時この動作が話題にもなりました。
この一回転くるりと回るのには実は理由があります。
これは“自分の後方に他の選手が見えない視覚から隠れてボールを奪われることを防ぐための動作”とのことです。
一回転が必要なのかどうかは、ゴールキーパーによって考え方はいろいろあると思いますが、予期しない角度からボールを奪われ、失点につながらないように未然に防ぐという深い理由や意味があったのですね。
只単のパフォーマンスではなかった訳です。
もしかすると、今までの過去の試合で「やられた」ことがあるかも知れません。
そう考えるとサッカー界にそれ程まで貪欲な選手がいると思うと僅かな油断もできませんね。
特に外国人選手はやりかねませんから、国際大会の経験も自分なりに生かしているのではないかと思います。
中村航輔の性格は?変人?
中村選手の性格はどうやら「変人」と言われているケースが多いようです。
マイペース型で協調性に欠け、周りの人のリズムを狂わせてしまう程の個性派で不細工だそうです。
ある選手のインタビューでは、物事へのこだわりが強く、寮の食事を食べずに自分で食材(肉)を購入して、電子レンジで加熱して食べたこともあるようですが、逆に自分のスタイルを貫き通すところが魅力とも言えますよね。
そのような中村選手ですが、試合中には「勇気があり、頼り甲斐があり、、堂々としている」と言われていますから、自分の持つ強い個性がゴールキーパーとして適役なのかも知れません。
中村航輔は将棋の腕もプロ級?
中村選手の趣味は将棋です。
サッカー界では非常に珍しい存在だそうですが、将棋は幼稚園時代に父親から教え頂いたそうです。
小学校になるとお祖父さんと一緒に指すようになり、Jリーガーになってからは将棋アプリの「将棋ウオーズ」をダウンロードして、チームの移動時間に4,000局は指しているほどの将棋にもこだわりがある大ファンなのです。
相手の攻めにどう対処するかを考えることが好きで、得意とするのは「穴熊囲い」と言います。
プロ級とまでは言い難いようですが、同姓の中村大地六段との交流もありますから、レベル的にはかなりの腕前ですね。
現在、ワールドカップ、ロシア大会が開催されていますが、日本の守護神と呼ばれているゴールキーパーの川島永嗣選手に代わり、将来の日本サッカー界を代表するゴールキーパーとして“くるりんぱ”の中村航輔選手の今後の活躍が期待されています。
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